こううんな日

今日は仕事の打ち合わせと挨拶回りで、遠方まで運転をしました。

遠方と言っても高速に乗って1〜2時間の距離。
光速だと一瞬の距離。

現地に10時集合。
上司は自宅から、僕は社用車で会社から。

たまに仕事で車の運転をするが、基本はペーパードライバー。

移動時間を検索すると、打ち合わせ場まで1時間で着くようだ。
しかし余裕を持って8時30分に会社を出よう。

出社して15分もありゃ車を発進できるが、忘れ物チェックなどをじっくりできるように8時には出社していよう。

起きて1時間もあれば会社に着くので7時起床だ。


起きたのは7時。

計画ピッタリ。これぞ社会人。

歯を磨き、ベロ磨きからのフロス。

そして眉毛を整え、髪をシャワーでびしょびしょに濡らし寝癖をリセット。

パジャマから室内に干しっぱなしの服に着替え、さあ出発だ。




あーれ、、、お腹痛いかも。

まあ割と時間はあるからうんこしていくか。





トイレから出てくると30分経過していました。

会社に着いたのは8時20分。

計画より20分押し。

まあ急いで準備すれば、10分で発車できる。

そもそも8時30分の出発も相当余裕はあるからな。

Googleマップでルートを設定してと。。。



目的地までの移動時間1時間15分。



増えとるっ!?



そういえば最初に到着時間を検索したのは夜だった。

夜は朝に比べて交通量が少ない。

夜と朝で到着時間に差があるのは必然だった。


くそぉぉぉちょっと考えたら分かるだろぉぉ!

いや、正直夜の時点でその可能性はうっすら感じていた気がする。

自分でもよう分からんがなぜかその可能性から目を逸らしていた。


予定通りに8時30分に出発しても、到着は9時45分。

余裕は15分。

渋滞にハマったり道を間違えたり駐車に手間取ったりしたらと考えとるとやや心許ない。

忘れ物チェックもそこそこに、荷物を持ち、デスクから移動する。


車に乗りエンジンをかけ、スマホにルートを表示して、、、

あっ!!スマホホルダーデスクに置いてきちゃった。

まあなくてもなんとかなるか?
いやでもあったほうがいいか?

迷う暇はない、と急いでデスクに取りに戻る。

車に戻り、急いでエンジンをかけ、ナビを開始。

「出発時間が変わりました。ルートを再検索しますか?」

はい。

「到着時間は10時です。」



到着時間は10時です。



ヤッベええええええええええ。

これ順当に目的地ついてもなんやかんやで2,3分遅れるじゃん。

急いで車を出す。

会社から高速の出入り口まですぐ。

そして隠していたが僕はペーパードライバーだが、高速の運転には自信がある。

左車線を走って、前の車に追いついたら右車線に変更し抜いて、
ある程度抜いたら左車線に戻る。

まあ当たり前だけど。


高速道路は思ったより空いている。

さっきの理論でどんどん前に進んでいく。

渋滞を心配していた区間を過ぎる。

到着予定時刻は9時53分。

よしよし。

駐車して降りて部屋まで歩いてもおそらく間に合うだろう。

余裕を持って、9時50分まで持っていこう。


そう思った矢先、前の車がつまり出す。

ちょっと嫌な予感。

予定時刻は徐々に10時に近づいていく。

とうとうたまに完全に停車するようになる。

電光掲示板に「この先落下物あり 注意」と買いてある。

NEXCOの車が一台サイレンを鳴らして左写真と右車線の間を走り抜けていく。

しばらく進んだらさっきのNEXCOの車が停車している。

落下物は見当たらないし、左車線も右車線も問題なく進める。

ちょっと先に警察と乗用車が止まっている。

落下物という言葉の印象から、トラックをイメージしていたので少し驚く。

しかし落下物も見当たらなかったし、車も乗用車だし、事故った感じもしなかったしなんだったのか。

とりあえず運転手は若い男性で太々しい態度だった。


その警察たちをを抜いてしまえばまた車は流れ出した。

到着予定時刻は10:02。

はい遅刻ー。

でも僕は諦めない。

なぜならペーパードライバー兼高速道ラーだから。

ほぼ右車線を走り続け、車を抜いていく。

それでもなかなか時間は縮まらない。


ポトトッ!


鳥のフンがフロントに落ちる。

普段ワイパーを動かしたことがない僕は、
なんとか探り探りで洗浄液ワイパーをする。

しかし、完全にはキレイにはならない。


僕は意識を運転に切り替える。

ほぼ右車線を走り続け、車を抜いていく。

それでもなかなか時間は縮まらない。


ポトトッ!


鳥のフンがフロントに落ちる。

あれ?デジャブ?

さっき洗浄液ワイパーをしたばかりの僕は、
堂々と洗浄液ワイパーをする。

やはり、完全にはキレイにはならない。


僕は意識を運転に切り替える。

ほぼ右車線を走り続け、車を抜いていく。

やっと到着時間は10時に。


ポトトッ!


鳥のフンがフロントに落ちる。

無の境地で僕は洗浄液ワイパーをする。


僕は諦め、高速を降りたタイミングで上司に、10時ギリギリになりそうだとメッセージを送った。

結果、駐車し車を降りて打ち合わせ場に入ったのは10時5分。社会人失格。


お待たせしましたー!

遅刻を詫び、名刺交換をし、打ち合わせスタート。

持ってきた資料を皆さんにお渡しする。

上司「あの資料持ってきてる?」


いっけね。


忘れ物チェックの短さがやはりバチとなる。

そもそも持ってくるように言われてた資料ではないのだが、
遅刻したこともあってバツが悪い。


それ以降は特にミスなく打ち合わせは終了。

次はまた高速で30分くらい離れた地域へ調査&挨拶。


じゃ、どこどこ集合ね。


上司はそう言って自分の車で出発。

僕はなんとなくその後を追う。


上司めっちゃ飛ばすやん。

まるで遅れた僕に「高速っていうのはこうやって運転するんだ」と
見せている様。

僕の軽車がプルスウルトラで頑張ってるのをひしひしと感じる。

エンジン音が悲鳴にさえ感じる。

なんとか上司に置いてかれないように食らいつく。


ポトトッ!


鳥のフンがフロントに落ちる。

え、また?

僕は少し忘れかけていた手つきをもう一度思い出し、
洗浄液ワイパーをする。


ちょくちょく左車線に戻りながらも、
なんとか上司に置いてかれないように食らいつく。


ポトトッ!


鳥のフンがフロントに落ちる。

復習もさっき終えた僕は、なれた手つきで洗浄液ワイパーをする。


運命の人よ〜!白馬の王子さまよ〜!

僕は大声で歌いながら、
なんとか上司に置いてかれないように食らいつく。


ポトトッ!


鳥のフンがフロントに落ちる。

無の境地で僕は洗浄液ワイパーをする。


結局僕はなんとか上司に食らいつき目的地の駐車場に到着。

駐車をしている最中、上司から電話が。


僕「はい本田です。」

上司「あ、本田?悪いんだけど10分くらい仮眠とっていいかな?めちゃくちゃ眠くて」


どうやら上司は朝遅れてきた僕への当て付けではなく、
早めに目的地に着いて、僕が合流するまで仮眠をとりたかったから飛ばしてたらしい。


調査&挨拶回りは特に問題なく終了。

時刻は18時。

現地解散。

ガソリンはちょうど半分。

高速に乗る前にガソリンを入れるべきか上司に相談。

ギリギリ足りると思うという言葉を信じて高速に乗る。

最悪途中で降りるなりなんなりすれば大丈夫だろう。


愛を止めないでー!君よあるがままー!

眠気に飲まれないように僕は大音量で音楽を流し、大声で歌う。

相変わらず高速道ラーは健在。

左車線を走って、前の車に追いついたら右車線に変更し抜いて、
ある程度抜いたら左車線に戻る。


ポトトッ!


鳥のフンがフロントに落ちる。

無の境地で僕は洗浄液ワイパーをする。
もう動きを忘れない。


ワンモアダンー!ワンモアデイー!ワンデイモアー!

眠気に飲まれないように僕は大音量で音楽を流し、大声で歌う。

左車線を走って、前の車に追いついたら右車線に変更し抜いて、
ある程度抜いたら左車線に戻る。


ポトトッ!


鳥のフンがフロントに落ちる。

なんかマークでも付いてるの?

「今日はあいつの車にうんこ落とそうぜ」みたいな連絡網回してんの?

無の境地で僕は洗浄液ワイパーをする。

もう普通にフロントガラス汚ねえ。


てかガソリン結構やばくね?

ガソリンの残りはもう1/5を切っている。

まだあと40分くらいある。

これまでの消費ペースだと保たないんじゃね?

上司さんよぉ。


少し出口が気になり出す。

しかし、こういう状況になるとなかなか出口が来ないものである。

SAにガソリンスタンドあったりするしな。

しかし、なかなかSAは来ない。

出口が来ても迷いに迷いもう少し粘る。

また次の出口がなかなか来ない。

出口が来ても迷い迷いもう少し粘る。

残り移動時間を見て会社近くのガソリンスタンドまで保ちそうか確認する。

また次の出口がなかなか来ない。

中途半端なタイミングで給油したくない。
でも、変なとこでガス欠は起こしたくない。

とてつもない緊張感。


返事はすぐにしちゃダメだってー!誰かに聞いたことあるけどー!

眠気に飲まれないように僕は大音量で音楽を流し、大声で歌う。

ほぼ右車線を走り続け、車を抜いていく。

残り移動時間を見る。
なかなか時間は縮まらない。

受け止めてー!あー麗しきー!

眠気に飲まれないように僕は大音量で音楽を流し、大声で歌う。

ほぼ右車線を走り続け、車を抜いていく。

ガソリンの具合を見る。
消費スピードはそこまで早くない。

しかし着実に減っていっている。


このまま何も残らずにー!あなたと分かち合うだけー!

眠気に飲まれないように僕は大音量で音楽を流し、大声で歌う。

ほぼ右車線を走り続け、車を抜いていく。

残り移動時間を見る。
なかなか時間は縮まらない。

ガソリンの具合を見る。
もうだいぶやばい気がする。

決意する。次で降りよう。

マップを見る。
出口はまだまだ来ない。


ポトトッ!


鳥のフンがフロントに落ちる。

無の境地で僕は洗浄液ワイパーをする。

一周回って高速運転の楽しみってこれだよね。


遂に出口が!!

降りる。

ほっとすると同時にお腹が痛くなる。

緊張と緩和は笑いと腸に有効。

ガソリンスタンドを探す。

車のガソリンが無くならないか、僕のガソリンが溢れないか。
対極のタイムレース。


幸運にも遂にガソリンスタンドに辿り着き、
うんこまみれの車を停め、僕はうんこへ。


満タンの車のガソリン、空っぽの僕のガソリン、綺麗なフロントで
無事に帰社しました。


始まりから終わりまでびっちりウンに満ちた1日だった。

宝クジでも買えばよかったかな。


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